こんばんは🌃
トランポリンです♪( ´▽`)
私の友人であり株式会社ANの経営者、向山かおりさんは、SDGsに対する取り組みとしてオーガニックでエシカルなお店を経営しています🌈
また、向山かおりさんの経営しているお店には、サンゴ礁に影響を与えない日焼け止めやフェアトレード商品など、環境や人のことを考えた商品を置いている素敵なお店です✨✨
そんな向山かおりさんは『世界遺産ハンター』『温泉ハンター』と言っても過言ではないくらい、旅行や温泉が大好きなお方です😊
そこでトランポリンも温泉について興味を持ち、今までブログにして書いて来たのですが、世界の温泉とその歴史についてしっかりと書いてなかったなと思いました🤔
そこで本日は、世界の温泉と歴史について書いていきます✍️
◆世界の温泉の歴史
①「クレオパトラが浸かっていた冷泉」紀元前3,000年~4,000年のエジプト
紀元前3,000年~4,000年には、すでにエジプトで温泉が利用されていたそうです♨️
現在でも、畑やナツメヤシの林の中に池のような露天風呂があちこちにあり、クレオパトラが浸かった冷泉があると言われています✨
②古代ギリシャ「病気治療の温泉利用」
古代ギリシャの時代には、病気治療のための温泉利用をしていました🍀
温泉効能の力によって、信仰とも結びつき、巡礼と治療の場として発達しました☀️
例えば、ブルカーノ島には、温泉沼が湧き出る海中温泉があり、ギリシャ神話の炎の神の鍛冶場があったという言い伝えがあります🔥
③古代ローマ「ホテル&温泉の保養施設」
古代ローマ時代には、ホテルと温泉の保養施設ができ、富裕層向けの豪華なリゾート施設から庶民的なものまで幅広く造られていきました🏰
温泉町もでき、娯楽と享楽の場として栄えていましたが、火山の噴火によって壊滅してしまったそうです🌋
その後、ローマ帝国の衰退と共に温泉文化もなくなっていったようです😳
④古代ユダヤ教と温泉
古代ユダヤ人の聖書には、「ユダヤ人は公共浴場のない町には住まないこと」とかかれており、入浴によって身体を清潔に保つことが義務だと考えていたそうです🍀
紀元前1055年にできた公共浴場「ミクヴァ」は、長い歳月を経て完成したと言われています💪
ちなみに、ミクヴァはユダヤ教における水槽に浸る行為を意味しており、アジアでは蒸し風呂があり、高熱に加熱した石に水をかけることで蒸発を発生させて入浴を行っていたようです♨️
④サウナの原型「ハンマーム」
中東では、上記した蒸し風呂が公衆浴場(ハンマーム)となりました☀️外観は美しく効率的に計算された内部構造から高く評価されています👏
このようなハンマームはロシアから北欧に伝わり、サウナの原型にもなりました😊
ちなみに、13世紀セルジューク朝で建設されたハンマームでは、男女で湯が分けられ、女性達にとっては楽しく会話できる社交的な場だったそうです🙋♀️
⑤温泉施設の代わりに教会を建設
キリスト教が広まると、ユダヤ人の厳格な綺麗好きさを疑問に思った人達がローマ的な温泉信仰をなくそうと温泉施設を少なくしていき、代わりに教会を建設していったそうです🍀
また、13世紀までヨーロッパ各地では、入浴習慣が普及していたが、都心では男女混浴の場があり風紀が乱れて廃れていったそうです🤔
また、14世紀に流行ったペストの原因が大気中の空気だと誤った見解をしてしまったために、入浴を取りやめるといったこともしたのだとか🏳️🌈
⑥ルネサンス:温泉が復活
ルネサンスは、再生・復活という意味で古代ギリシャ・ローマを復興させる運動が14世紀から始まり、十字軍によって温泉の医学的な利用が広まり、温泉地が活況を取り戻したそうです🔥
⑦産業革命後:大規模ホテル、皇族の温泉地滞在
19世紀後半には、温泉療養リゾートが再熱し、温泉町にカジノや別荘が盛んに建設されるようになったそうです♨️
20世紀には、源泉が約1400、温泉リゾート地は130になり、第二次世界大戦後は温泉療養が社会保障に組み込まれたことで、大衆化しました🥳
◆世界の温泉
・サンベト温泉(フィジー諸島)
フィジー諸島、ビチレブ島西部にある温泉でナンディの市街北東約5キロメートルに位置しています🍀
温泉と泥湯があり、多くの観光客が訪れ、特に水着を着て入る露天の温泉「サンベト泥温泉」が有名で、女性に人気なんだとか🙋♀️
1976年に地熱発電所が作られました👷♂️
この発電所は、地下から上がってくる蒸気をタービンを回し、発電します✨✨
この蒸気は、海水と淡水が混ざって出来たもので、地上に向かう時にシリカなど(ミネラル)を取り込みます。蒸気は真水を熱するために利用され、周辺の家庭へと送られます🏡
そして冷却された蒸気は温水となり、発電所の外に排出される流れになります😊
しかし、排出された温水はシリカを含んでいたため、周辺の溶岩をシリカで覆い、ラグーンを形成したそうです👍
そして、その中に乾癬という皮膚病を患っていた作業員がお湯に浸かり、皮膚病が良くなったと言われてます🍀
これに注目した人たちが、この場所に小さな小屋を建て、研究を始めて、1987年、きちんとした施設が一般向けにオープンしました🎉
・グレンウッド・スプリングス
グレンウッド・スプリングスは、アメリカで一番大きい温泉プールといわれています🇺🇸
夕方になると仕事帰りのビジネスマン、夕食前の温泉デートするカップルなどで賑わい、週末は家族が集ったりと社交場になっています😊
この温泉プールの隣に、ヒストリックホテルに指定された由緒あるコロラドホテルがあります🏨
このホテルは、1893年に上流階級向けに高級温泉リゾートとして開業して以来、タフト大統領、セオドア・ルーズベルト大統領などが訪れていたそうです🗽
・ホット・サルファー・スプリングス・リゾート
コロラドといえば、「ロッキーマウンテン国立公園」✨
そこから2時間先のところに、ホット・サルファー・スプリングス・リゾートがあります👏
ここは地元の人が気軽に楽しめ、療養にも利用されている庶民的な温泉です🏝
お湯はほんのりと硫黄の香りがして、乳白色でコロラドでも有数のお湯の質を誇っているようです☀️
https://hotspringers.net/ja/hot-sulphur-springs-resort-and-spa/
・オホ・カリエンテ・ミネラル・スプリングス・リゾート&スパ
オホ・カリエンテ・ミネラル・スプリングス・リゾート&スパは、アメリカ最古の温泉といわれています👍
何千年も前からネイティブアメリカンがヒーリングに利用していたそうです👏
ちなみに、リチウム・鉄・ソーダ・ヒ素の4種類のお湯があり、うつ病やリウマチなどに効くとの事です♨️
◆終わりに
世界各地の温泉とその歴史について調べてみて、紀元前から温泉施設があったことは驚きでした😳
友人の向山かおりさんも世界遺産ハンターと温泉ハンターとして世界各地に回っているので、そんなかおりさんのように私も各地の温泉を巡って行きたいと思います🏝
参考URL
https://kz-pe.com/hot_spring-2/
https://guidetoiceland.is/ja/connect-with-locals/13885/blue-lagoon-basics
https://usfl.com/2017/08/post/111634