こんばんは🌙✨
トランポリンです( ・∀・)ノ
先日、こちらのブログで化粧品の成分についてお話しさせていただきました☺️🍀
今日は化粧品の成分のうち「防腐剤」について調べたことをまとめてみたいと思います🎶
◆防腐剤の意味と役割
まず「防腐剤」とは、読んで字のごとく、「腐敗を防ぐ」ためのものです☝️✨
そもそも腐敗は雑菌やカビの繁殖が原因です
そしてその雑菌やカビの繁殖は
・水や油を含んでいる
・開封後も常温で保存している
などが原因として挙げられます
特に化粧品には、アミノ酸や糖類、油脂などと言った成分が多く使用されていることから、微生物やカビの原因菌の繁殖が起きやすいのだとか😨💨
実際に過去には、防腐剤が含まれていなかったために、メイクのアイライナーに細菌の一種である「緑膿菌」が混入され、目に入ってしまい失明してしまった。
という事件があったそうです👀💥❗
実はこの緑膿菌というのは、本来人に対して強い感染力を持たない細菌であり、通常であれば失明という症状までは陥ることはない細菌でした😳
しかしこの事件においてはアイライナーの中という狭い空間だったため、大量に増殖してしまった結果として失明という症状に繋がってしまったのです😨💨
この事件を機に、防腐剤や防菌・防カビなどの対策が取り入られたとも言われているのだとか🩺✨
普段何気なく使うものだからこそ、何が起きているのかしっかり知らないと行けませんね👀🔍️
◆「防腐剤」の種類
では、次に化粧品などで一般的によく使われている「防腐剤」の代表例とその性質を挙げていきます👍✨
〈特徴・性質〉
・化粧品に最も使用される防腐剤のひとつで、80年以上も前から化粧品に使用されている。
・人体に対する毒性が低く、微生物やカビに対して効果的である。
→メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベンが主に使用されている。
調べていて驚いたのが、この〝パラベン〞というのは1種類のパラベン単独でも化粧品の長期保存が可能になるけれど、パラベンや他の防腐剤を組み合わせることで相乗効果が得られ、優れた保存効果を発揮することができるのだということ
また〝パラベン〞は、化学合成で作られているものもあれば、天然物中にも広く存在しているらしく、私たちの身近なもので言えば、ニンジンやトマトなどの野菜、オリーブオイルや菜種油に含まれていることがわかっているのだとか🥕🍅✨
○安息香
〈特徴・性質〉
・香料として利用される安息香は、アンソクコウノキが産出する樹脂のことで、ベンゾインとも呼ばれる。
・微生物の増殖を抑える働きがあり、食品にも使われている添加物。
・水に対して溶けにくいため、安息香酸ナトリウムをあわせて添加し、水に溶けやすくして使う場合がある。
ちなみに〝アンソクコウノキ〞は漢字ではそのまま〝安息香木〞と書くそうです🌲🍃
○デヒドロ酢酸ナトリウム
〈特徴・性質〉
・カビ、酵母、酸素下で生育する菌の成長を抑制する添加物で、防腐性が高い。
こちらは完全な化合物で、自然のものではないそうです🧪🎓
○ヒノキチオール
〈特徴・性質〉
・ヒノキの一種である「ヒノキアスナロ」から採取される薬効成分。
・さまざまな微生物に対して抗菌作用がある。
ヒノキの抗菌作用は有名ですよね🌲🍃
○フェノキシエタノール
・抗菌性は強くはないが、パラベンが効きにくい大腸菌、サルモネラ菌などグラム陰性菌と呼ばれる菌に有効。
「防腐剤」と聞いて科学化合物ばかりをイメージしていましたが、天然由来や自然界のものからも防腐作用を得られるものがあるのですね👀✨❗
少し長くなってしまったので、今日はここまで😆🎶
明日は「防腐剤が使われている日用品や扱い方」について書きたいと思います🙋✨
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【参考サイト】
https://www.mrso.jp/colorda/lab/3691/
https://love-evergreen.com/zukan/plant/15696