こんばんは🌃
トランポリンです♪( ´▽`)
私の友人であり株式会社ANの経営者、向山かおりさんは、SDGsに対する取り組みとしてオーガニックでエシカルなお店を経営しています🌈
また、向山かおりさんの経営しているお店には、サンゴ礁に影響を与えない日焼け止めやフェアトレード商品など、環境や人のことを考えた商品を置いている素敵なお店です✨✨
そこでトランポリンもSDGsについて興味を持ち、今までブログに書いてきたのですが、そのSDGsが出来上がった歴史とそれまでに至る経済と環境について、しっかりと書いてなかったなとふと思いました🤔
そこで本日は、SDGsが出来た歴史と現代の経済発展と環境問題について書いていきます✍️
https://www.insource.co.jp/kenshu/sdgs-top.html
◆SDGsとは
SDGsとは、「人類が地球で暮らし続けていくために、2030年までに達成すべき目標」と言われています🏳️🌈
具体的には、地球上で今問題となっている貧困・紛争・気候変動・感染症などの数多くの課題を世界中の有識者が集まり、整理して、解決方法を考え、2030年までに達成すべき具体的な目標を立てたのが「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals :SDGs)なんだとか✨
そのSDGsがなぜはじまったのか。そのきっかけとなる歴史を知ることで私たちが取り組む必要性がわかると思います😊
◆現代までの経済発展と環境問題
経済の発展と環境への影響は密接に関わっていると言われています✨
日本では特に1955年の好景気が始まったあたりから、環境問題が多く出て来るようになったそうです🤔
①明治時代~1964年:近代化と共に始まった「大気汚染」
明治時代では、近代化政策とともに大気汚染が始まったと言われています🔥
第二次世界大戦後の工業復興でも大気汚染問題が引き起こされ、各地で公害防止条例が制定されていきました🍀
1955年からの好景気では、工業都市の住民に深刻な健康被害が起こり、大気汚染は大きな社会問題へ発展したそうです🤔
主な出来事:足尾銅山鉱毒問題、日立鉱山亜硫酸ガス被害、イタイイタイ病の社会問題化
②1965年~1971年:公害問題が国会を揺るがす
高度経済成長によってさらなる工業化や都市化が進み、大気汚染だけでなく水質汚濁や自然破壊などが深刻化しだと言われています🏡
これらの問題に対応するため公害対策基本法などの環境法が整備され、1970年には国会で公害関連14法案が可決しました👏
主な出来事:公害対策基本法の制定、各省庁の公害行政を一本化する環境庁が発足
https://thegate12.com/jp/spot/11
③1972年~1985年:産業公害型から、都市・生活型の大気汚染へ
環境庁の発足を契機に公害対策の必要性が民間企業にも広がりました🏢
石油ショックによって省資源・省エネルギーへの取り組みが進み、産業公害型の大気汚染が減少する一方で、都市・生活型の大気汚染が増加していったそうです🔥
④1986年~現在:地球温暖化や生物多様性の減少などを受け、環境問題は世界共通の課題に
公害問題や環境問題は1970年代から世界的に表面化し、環境に関する国際的な議論が活発になります💪
国際社会において「持続可能な開発」という考え方への認識が生まれ、今、先進国と開発途上国が協力して地球規模の環境問題へ取り組むことが求められています🌏
◆ SDGsの歴史
現代では、前述したように日本だけではなく世界的にも環境問題が浮き彫りになり、各国で協力し合って環境保全と経済発展を両立していこうと動きはじめています☀️
その動いたきっかけとなるのがSDGsなのですが、このSDGsが出来上がるまでには長い歳月がかかったそうです👏
ちなみに、友人の向山かおりさんもこのSDGsを元とした事業を行い、経営を通した社会貢献を行っています🤲
https://www.city.habikino.lg.jp/soshiki/shichou/seisakukikaku/seisakusuishin/SDGs/11907.html
①1972年:地球上の「成長の限界」への気づき
1972年に、このまま人口増加や環境汚染などが続けば、資源の枯渇や環境の悪化により、100年以内に地球上の成長が限界に達すると呼ばれる「成長の限界」という論文が発表されました📝
ただ、発表当時の第二次世界大戦後の世界では、金銭的・物理的な豊かさを求めて、各国が繁栄や成長を第一に考えていたため、賛否両論に分かれていたのだとか🍀
②1989年:環境問題が深刻化「経済のグローバル化」
1989年は、冷戦が終結し、資本主義経済が急激に発展していくきっかけになった時期だと言われています🗽
ただ、豊かな国が出てきた一方で、経済の発展が最優先になったため、環境問題を後回しにしてしまう国も発生してきたそうです💵
それをきっかけに現在では経済の発展と環境保護の両立が大事だと言われるようになりました💪
https://www.score.org/blog/three-questions-consider-your-business-goes-international
③1992年:歴史的転機「地球サミット」
1992年には、人類の共通の課題である地球の環境保全と持続可能な開発の実現のための具体的な方策を得ること目的とした会議「地球サミット」が開かれました🌍
この会議では、多くの国が「持続可能な成長」の概念を理解するきっかけになった「アジェンダ21」が出てきました☀️
アジェンダ21とは、環境問題から人権問題まで幅広い分野をカバーした4部で構成された国際的な取り組み計画のことです✍️
具体的には、第1部「社会的/経済的側面」、第2部「開発資源の保全と管理」、第3部「NGO、地方政府など主なグループの役割の強化」、第4部「財源/技術などの実施手段」の計4部で構成されています
ちなみに、この会議では国際連合に加入している約180ヵ国が参加したそうです👍
1997年には、地球温暖化をテーマとした国際会議を行い、参加国に対して温室効果ガスの排出削減が義務付けられました。この提言を「京都議定書」と呼びます📖
具体的には「温室効果ガスを2008年から2012年の間に、1990年比で約5%削減すること」を各国に要求されました🔥
結果としては、日本は6%、アメリカは7%の温室効果ガス排出量削減に成功しました😆
https://livejapan.com/ja/in-kansai/in-pref-kyoto/in-kyoto-station_to-ji-temple/article-a2000423/
しかし、主に温暖化を深刻化させた先進国が率先して解決に協力すべきであるというスタンスに対して、日本は途上国に対して削減を義務付けない京都議定書を不服に思い、2期目(2013年-2020年)は不参加になったと言われています🍀
2000年には、SDGsの前身となるMDGs(Millennium Development Goals)が出てきました👏
MDGsは、人間開発と貧困撲滅をテーマとして平和と安全、開発と貧困、人権、弱者の保護などの課題に対しての国連が取るべき姿勢について書かれています😊
これが誕生したことによって、バラバラだった社会問題や方策が1つの目標としてまとまり、世界中が団結する基盤ができたようです🌍
ただ、開発途上国に対する「先進国の目線での」目標だったため、世界的なムーブメントまでには至らなかったそうです🤔
⑥2010年:経営陣に響いた「コトラーの本」
2010年には、世界中の経営陣に影響を与えた「コトラーのマーケティング3.0」が出版されました📖
この著書には、「マーケティングが製品中心から消費者志向、そしてこれからは価値主導のマーケティングになる」との内容が書かれた本になります✍️
価値主導のマーケティングとは、企業が利害関係のある(消費者や株主や仕入れ先など)に共感を得ることが大きな価値だと指している言葉です👍
この提供できる価値の一つとしてコトラーは、MDGsを紹介し、持続可能性をマーケティングに活用すべきとの趣旨の発言をしているようです🍀
https://raison-dtr.jp/2021/04/04/behavioral-economics/
⑦2015年:SDGs「誰ひとり取り残さない」世界実現を目指して
SDGsのコンセプトは「誰ひとり取り残さない」と言われています🏳️🌈
これは、発展途上国も先進国も取り組むべきユニバーサルなものであるということが強く表されています💪
このコンセプトをもとに2年間、世界中の企業やNGOも参加して話合いを重ねて現在のSDGsになったそうです😳
https://www.alc-education.co.jp/business/global/
◆終わりに
経済の発展が多くの人を豊かにする一方で、目には見えなかった環境への影響が回り回って人の生活にも影響を与えることを考えると、私たち一人一人が意識して取り組むことが大事だなと思いました☀️
そこで私は友人の向山かおりさんが経営している環境や人のことを考えたSDGsに沿ったお店を積極的に使っています😊
環境問題は、国や企業だけではなく一個人として考えて行くことが重要だと思います✨
私も自分ごととして捉えて日々の生活を見直していきます🙋♀️
参考URL
https://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/about/